ものづくりのまちからクリエイティブ・ファブタウンへ
ものづくりのまちからクリエイティブ・ファブタウンへ
大田区は、最盛期には1万近くの「町工場」が盛んに精度の高い製造業を営むまちであり、近年でも「下町ボブスレー」などの盛り上がりを見せる、いわば、「ものづくり」のまちである一方で、東京都心部や羽田空港へのアクセスも手伝って、人口は現在でも微増し、生活都市としても発展し続けているまちです。しかしながら、製造業の担い手は大きく減少しており、豊かな地域の価値が失われつつあります。また、近年になると、新たな生産活動の担い手として、クリエイターやデザイナー・アーティスト・クラフト作家など、創造人材も区内に増えてきています。こうした新たな担い手の力も借りながら、「モノづくり」(新しいものづくり)と地域の「まちづくり」が融合して、地域の豊かな価値を生み出すことのできる、「クリエイティブ・ファブタウン」の創出が期待されています。