調査・研究・提案
調査・研究
おおたクリエイティブタウンセンター(OCTC)では、前身の大田クリエイティブタウン研究会の発足以来、大田のまちの魅力や資源を発見するため、実際にまちあるきを重ね、工場訪問調査や工場建築調査を実施してきました(大田区と町工場)。近年では、住民アンケート調査やオープンファクトリーのフィードバックとして工場訪問調査を実施し、これらをもとに住工共生のまちを目指してまちづくりを進めていきます。また、実施した調査・研究やプロジェクトの成果は、学術論文として学会や研究会で発表されています。(研究会による論文一覧)
学生による提案
調査・研究によって明らかとなった大田区の魅力や資源を活かすために、学生を中心に様々な提案が行われています。大田区に存在する様々な工場建築を地域資源として分析し、具体的な物件として提案をした工場町家プロジェクトや大田ハウスプロジェクトの提案では、学生による提案が実際に町工BARへと実現しています(工場建築・工場町家)。また、新田丸エリアでの仲間まわしのネットワークを強化し、さらに地域住民やクリエイターを巻き込むことにより多くの人がモノづくり関わるような大田のまちの将来像を描いた「おおたクリエイティブ ・ファブタウン化計画」の提案も行いました。
モノ・まちBOOK
モノ・まちBOOKは、大田クリエイティブタウン研究会や大田クリエイティブタウンセンターによって行われた、「大田クリエイティブタウン構想」の検討や将来像に向けての提案、大田区「モノづくりのまちづくり」の活動実践、あるいは、大学を中心としたクリエイティブ・ファブタウンの発展に関する研究課題について、これまでの活動や提案をまとめたものです。これまで、「大田モノ・まちBOOK2011」(2011.11 発行)、「大田モノ・まちBOOK2012」(2012.08 発行)、「大田モノ・まちBOOK2014」(2015.03 発行)、「大田モノ・まちBOOK2018」(2019.03 発行)の4冊の成果報告をしてきました。