工場オープン
新田丸エリア
東急多摩川線下丸子・武蔵新田駅周辺地区は「新田丸エリア」と呼ばれています。大田区の中でも北西部の多摩川沿いに位置し、特に多くの工場や住宅が立地している地区です。戦前から工業の盛んな都市として発展し、戦後には工場数・従業員数が共に激増し、住工混在のまちが形成されました。
臨海部エリア
臨海部エリアは、主に工場アパート(複数の工場が集合住宅のように1つの建物の中に入居している建築)が立地するエリア周辺を指します。第4回おおたオープンファクトリーでは、テクノWING大田(本羽田2丁目)とOTAテクノCORE(東糀谷6丁目)を、第5回ではテクノFRONT森ケ崎(大森南4丁目)を工場オープンの対象としました。それぞれ個性ある工場アパート群として大田区の多様なモノづくりを示す拠点となっています。第8回では、昭和島車両基地で開催された東京モノレールまつりに合わせ、臨海部エリアへのスムーズに誘導するためのまち歩きマップ「ぶらりんかいぶ」が作成されました。
島部エリア
島部エリアは、工業専用の埋立地である京浜島・城南島・昭和島を指します。OOFでは、第5回にてはじめて京浜島・城南島をつなぐバスツアーが展開され、第7回には新たに昭和島が追加されました。
六郷エリア
六郷エリアは、第8回おおたオープンファクトリーから新たにオープン範囲として加わりました。元工場のギャラリーや建築設計事務所併設の音楽スタジオでワークショップ、ツアー、コンサート等が企画されました。
工場オープンマニュアル
「工場オープンマニュアル」は、2017年に作成された、工場オープンのノウハウをまとめた冊子です。工場オープンの内容を充実させるため、あるいは新たな工場の勧誘を図るために作成され、工場オープンの目的やどのようなおもてなしをすれば良いか、工場オープンのメリットなど充実した内容となっています。